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専門記述最新問題の分析⑤(民法の傾向と対策)

アドバイザーのです。今回は国家総合職2次試験専門記述の民法の傾向と対策について書きたいと思います

問題の解説と解答例を書いた12月の記事を参照しつつお読みいただければ幸いです

コチラ(専門記述最新問題の分析②(民法))



2014年の民法の特色は、とにかく問題となる論点の数が多いことと、択一問題の頻出知識が多く問われていた点を挙げることができると思います

どんなことが取り上げられたか振り返ってみますと

設問1
①96条1項、2項の要件
②動機の錯誤

設問2
③抵当権の効力が及ぶ範囲
④土地抵当権設定者から土地上の立木を譲り受けた者と、土地抵当権者との優劣(明認方法と抵当権設定登記の先後)
⑤抵当権に基づく妨害排除請求権の可否及びその要件

設問3
⑥保証債務の付従性、随伴性(債権譲渡の通知は主債務者とは別個に保証人に対しても行う必要があるかどうか)
⑦債権譲渡と相殺(468条2項の「事由」の解釈)
⑧相殺の要件

ですね。

え、こんなに書かなければいけないの?って思う方もいるかもしれませんが、全部に触れられなくとも大丈夫です①、②、③、⑤、⑦に触れることができれば間違いなく十分合格点だと思います

2013年の専門記述は非常に難しい試験でしたが、2014年はしっかり準備していれば努力が報われやすい内容の問題だったと思います。2013年のような問題では的確に受験生の実力を測れなかったから、2014年は基本的知識を重視した出題がなされたのだと思います。ですので、今後も2014年に沿った傾向の出題が続くと思います。

では、どのような準備をしたら良いでしょうか。

まず、上記の出題①~⑦を分析いたしますと、①、③、⑥は択一の勉強で培った知識で解けると思います。択一の頻出知識は論文でも問われますので、択一の勉強をされる際は、よく出題される択一の肢を、理由までしっかり確認しておくようにしてください。何が頻出知識なのかというと、択一過去問でよく出題されている知識ですね。どうやって見極めたらよいかというと、LECハイレベルテキストの各ページ右端に、その該当箇所の知識が、公務員試験で過去何年に出題されたかが書かれていますので、それを参考にするのがオススメです

次に、
②、⑤、⑦は、論証集を読み込んでおけばうまく対応できたと思います。頻出知識に関わりのある論点は問われやすいので、論証集を活用して準備してください。くれぐれも全論点覚えようなんてしないで下さい 一部の重要論点、頻出知識に関連する論点だけで十分ですので。

論証集を活用する上で、注意してほしいのは、最小限の分量でアウトプットできるよう準備していただきたいということです。①~⑧のことを聞かれているので、1つの論点について、論証集どおり長々と書くのは困難です
ですので、例えば動機の錯誤の論点についても、「表意者保護の要請と相手方の取引の安全との調和の観点から、動機はそれが相手方に表示されてはじめて意思表示の錯誤にあたりうる」くらいのコンパクトな論述が必要となると思います。

ちなみに論証集の活用の仕方については以前の記事を参考にしてみて下さい。
コチラ


以上をまとめると、今回言いたかったのは、

①択一の勉強をする際に、頻出知識について問うている肢は、理由付けまでしっかりチェックしておく。

②頻出知識に関する論点については、論証集を活用して対策しておく。

③論証は最小限の分量でアウトプットできるよう準備しておく。

④何が頻出知識なのかについての見極めは、ハイレベルの過去問対応表を参考にする。


ということです。

次回は憲法の分析と傾向を取り上げたいと思います。





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