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政策課題討議の攻略法(後編)

こんにちは
前回の記事に続き、が担当します

今日は、政策課題討議後編の討議の内容と対策についてお話ししたいと思います
政策課題討議について知りたい方で前回の記事をご覧になっていない方は、前回(9月26日)の記事にもアクセスしてくれると嬉しいです

では討議について説明したいと思います


1 討議の内容について

(1)レジュメ作成を終えたあと、別室に移動
番号のついた紐付きカードを首にぶらさげて、受験者同士は「○○番さん」というふうに番号で呼び合います。
三脚の長机が三角形の形で置かれており、受験生5〜6人が椅子に座り向かい合います。
そしてその周りを採点官の方数人に囲まれる状態で討議がスタートします。

(2)レジュメを使って3分間プレゼンテーション
全員分のレジュメのコピーが各自に配布されたあと、一人ずつプレゼンをします。
3分間経過すると、採点官の方が呼び鈴みたいなものをチーンと鳴らします。
これが鳴った後も喋り続けることは出来るので、時間に神経質になる必要はないです。

(3)討議開始(30分間)

(4)討議を踏まえた上での私見を各自2分間プレゼン
ここも2分間経過すると、採点官の方が呼び鈴みたいなものをチーンと鳴らします。
もちろんこれが鳴った後も喋り続けることは出来ます。
(ちなみに僕のグループはほとんどの人が30秒くらい延長して話していました。)


2 対策方法について

以下述べることはあくまで一受験生の私見に過ぎないので、鵜呑みにせず、参考までにご覧ください
 
(1) そもそもなぜ討議が試験科目なのか?
討議の対策方法を考える上で、政策課題討議試験の趣旨について考えてみたいと思います。

僕は、「そもそも一部の公務員試験で、なぜ面接だけではなく、政策課題討議や集団討論が実施されるんだろう?面接試験だけでも十分に人物面について審査できるはずなのに・・・とずっと疑問に思っていました。
これについて僕の出した結論としては、政策課題討議や集団討論といったグループワークの趣旨は、その人が集団で業務を行う場合にどういった行動をとる人間なのかを採用者側が知るため、といった点にあるということです。
集団で作業に取り組む場合、目的を達成するために個々人がどういった貢献をするのかは、その人の個性や性格によって異なると思います。

例えば、リーダーシップがある方は、司会役を務めて進行方法を決めたり、各メンバーに話を振って、それぞれの主張を照らし合わせて意見の対立がある部分、合意が出来た部分を確認して議論を整理していきます。
気配り上手の方は、議論に参加しにくい状況の方がいたら議論に加わりやすくなるように上手に話を振ったりします。
視野の広い方は、論点がずれていきそうになった場合に、今議論すべき論点が何かを確認したりします。

このように、その人が集団で仕事に取り組む場合にどんな行動をとるのか、その行動を通じてどうやって組織に貢献していくのか、といった部分は面接だけでは十分に把握しがたいことから、討議が試験科目に課されているんだと思います

(2)討議試験で求められる2つのこと
僕は、上記(1)の試験の趣旨に照らし、次の2つのことが求められていると考えています。
それは、充実した議論ができるための貢献思考の柔軟性です。
この2つを意識して本番に挑むことが一番の対策方法なのではないかと思います。

(3)充実した議論ができるための貢献について
これについてはなぜ必要かもう言うまでもないですよね。
具体的にどういった貢献をすればいいかは人それぞれですが、特に実行しやすい方法を2つご紹介します。

一つ目は、反対の結論をとる方に話を振ることです
例えばなぜ、相手がその理由付けを重視しているのか不明確な部分があれば、その人に質問して話を振ることで、対立点と合意が形成できそうな点が明確になります。
そうすれば議論の対象が限定されていって、グループの議論が煮詰まっていくことに貢献できます


二つ目は、議論に参加できていない人に話を振ることです
一部の人達の間だけで議論が噛み合ってくると、他の人がおいてけぼりになることがあります。
例えば外国人労働者の受け入れについて積極派と慎重派がいる場合に、積極派の人達の間だけで議論が噛み合ってきて、どの分野の職種について特に受け入れを積極的に行うべきか、ということが議論され始めた途端、消極派の人は議論に参加しにくくなりますよね。
そういった時はすぐに消極派の人に話を振って「今、積極派の意見をとることを前提とした議論になっていますけど、(消極派の)△△さんはどうお考えですか?」といった風に話を振ってみると良いと思います。
偏った議論が是正されてグループに貢献している姿勢がアピールできると思います

三つ目は、今議論するべき論点を整理することです
議論を重ねていく中で論点がずれて言ったり、大前提となる論点で合意が取れていないのに、それをすっ飛ばしていきなり小前提の議論に話が言ってしまう場合があります。
そういった場合に、今議論すべき本来の論点に話を戻すためにも、それまでの議論を軽く整理して「今、論じ合うべき論点は○○についてですよね」といった指摘をするのが良いと思います。
これによって皆の頭が整理され、議論が漂流するのを防ぐといった貢献ができます

(4)思考の柔軟性について

次に思考の柔軟性について説明します
政策課題討議を含め、グループワークはディベートと違って、相手を論破すればいいってもんじゃありません。
限られた時間の中で討議を行うのですから、グループでの合意を次々と形成していって、議論の対象をどんどん限定していかないと豊かな議論にはなりえません。
そのため、私見を貫いて相手を説得させることばかり考えている人よりも、意見の異なる相手の話をしっかり聞いて自分に欠けている視点を発見し、考えを修正していく姿勢が非常に重要なのではないかと僕は考えています
このことは、討議において最初と討議終了後の2回、自分の考えを主張しなければならないことからも裏付けられると思います。
つまり、最初の考えだけでなく、討議を踏まえた後の考えをもう一度話させることで、思考の柔軟性の有無を審査しているのではないかと思います

なお補足ですがこのような思考の柔軟性は地上などの集団討論ではさらに一層要求されるものと思います。
なぜなら、前編でも話したとおり、集団討論はグループ全体での結論を必ず出さないといけませんから、相手の発言から自分になかった視点を見出して考えを修正させていくことが出来なければ、いつまでもゴールに辿りつけません
それはグループに貢献できてないことと同じです

以上のように、相手の意見に影響を受けることは非常に重要です
そのことを「言い負かされた」と考えるのではなく、「新たな視点を発見し、修正することが出来た」とポジティブに捉えてみてください
例えば「○○さんが言ってた△△という視点が私には欠けていたんですけど、それを考慮してみると□□ということになると思います。」などど発言して、思考の柔軟性をアピールしてみるのがおススメです

(5)まとめ
以上長々と書きましたが、僕の言いたかったことを簡単に要約すると、

①相手を論破するのではなく、グループの議論がうまく煮詰まるよう貢献する姿勢が重要!
②相手の意見から自分になかった視点を発見し、考え方を修正する姿勢をアピールしよう!

ということです。
もちろん、自分の意見を主張する際に論理的かつ分かりやすく説明することも重視されていると思います。
ただ、そんなことは誰もが分かっています。意外に見落としがちな①②についても念頭に置いて本番に臨めば高い評価が得られるんじゃないかと思います

3 最後に
いかがでしょうか
とりあえず今の段階では政策課題討議のイメージだけでも掴んでいただいて、本番直前にまた読み直していただけたらいいなと思います
僕自身、政策課題討議についての情報がなかなか手に入らず、非常に不安だったので、皆さんが同じような思いをしないようこの記事を参考にしていただければ本当に嬉しいです

僕が受験したときに討議でどんなやり取りが実際になされたかは、他の受験生の方も関係してくる話になるのでちょっとブログで詳細に述べることは難しいため、もし本番での具体的なやりとりについて知りたいという方、今回の記事を見て質問したい点や分からない点があるという方がいれば、中野本校に問い合わせいただきたいと思います
詳細な話をしに参ります超喜んで行きますので

それではまた
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メンバー全員が公務員試験の合格者。春から全国の官公庁に勤務予定!後に続く受験生さんのために「何をどう勉強し、どうやって合格したか?」そのコツを公開します

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