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試験概要③ 国家総合職(人間科学)

皆さんこんにちは!総合職アドバイザーのT・Tです(´∀`*)

公務研究セミナー in 霞ヶ関がもうすぐ(11月1日・2日)に開催されますね!
霞ヶ関の雰囲気に慣れるためにも,積極的に参加されることをオススメいたします☆

さて,本日からは心理・福祉系公務員試験の概要をシリーズでお伝えいたします(^-^)/

※詳細につきましては,関連WEBサイト(国家公務員採用試験情報NAVI等)をご参照ください。
※以下の概要は,平成28年度の試験情報を元にしたものです。平成29年度の試験では変更が生じる場合がございますので,公式の採用ページでもご確認ください。

それでは,早速内容に入ります!

国家総合職(人間科学)
【人間科学ⅠとⅡについて】
人間科学区分はさらに人間科学ⅠとⅡに分かれ,一次試験の専門択一問題で選択A(心理系)を選ぶと人間科学Ⅰ,選択B(教育・福祉・社会系)を選ぶと人間科学Ⅱとなります。法務省矯正局の場合,心理技官は基本的に人間科学Ⅰからの採用となりますので,注意ください。

【採用予定(平成28年度)】
人間科学区分の採用が毎年ある省庁は,法務省と厚生労働省です。
院卒者・大卒程度: 法務省19人(矯正局12人,保護局7人) 厚生労働省4人 ⇒合計23人

さらに,矯正局では心理技官(心理系)と法務教官(教育・福祉・社会系)に採用区分が分かれ,
心理技官が6人,法務教官が6人(男子3人,女子3人)程度それぞれ採用されています。

なお,心理の高い専門性が求められる心理技官においては,臨床心理学専攻の大学院生が多く採用される傾向にあります。

※人間科学区分でも,事務系区分に混じって他の省庁を訪問することは可能です。
  ただ,採用実績を見ますと,「文部科学省1名」等,採用される人数は少ないようです。

【平成28年度の実施状況】
大卒程度:申込者数522 一次試験合格者数83 最終合格者数43
院卒程度:申込者数131 一次試験合格者数75 最終合格者数39

最終合格者数 合計82

上記データ及び私が見聞きした情報によりますと,院卒程度試験の方が受かりやすい状況となっています。
大卒程度の倍率が約12倍なのに対して,院卒程度の倍率は約3.4倍です。

※合格最低点の推計など,詳しい試験データにつきましては,実務教育出版の『公務員試験 学習スタートブック(受験ジャーナル特別企画1)』の巻末「必読資料 公務員試験一覧データ」がとても参考になります。

【最終合格者の決定方法】
まず,各試験種目によって配点比率が異なります。

基礎能力試験 2/15
専門試験(多肢選択式) 3/15
専門試験(記述式) 5/15
政策論文試験 2/15
人物試験 3/15

そして,合格者は,試験種目ごとに平均点,標準偏差を用いて算出した「標準点」の合計によって決まります。
一次合格するためには専門試験(多肢選択式),最終合格するためには専門試験(多肢選択式,記述式)といった,配点の高い試験種目でいかに高い標準点を取得できるかが肝要となります。ただ,各試験種目に基準点が設定されており,基準点に達しない試験種目が一つでもあれば,他の試験種目の成績に関わらず不合格となりますので,ご注意ください!

【一次試験】
基礎能力試験(2/15): 全40題(文章理解11題(現代文4題,英文7題),数的処理16題,一般知識13題)/試験時間3時間
⇒数的処理が毎年難しい傾向にあります。バリバリの文系という方は,文章理解と一般知識で得点を稼がれるとよろしいかと思います。

専門試験(多肢選択式)(3/15): 40題を選択解答/試験時間3時間30分
⇒3部構成で全105題も問題があり,少し複雑なシステムとなっています。

Ⅰ部 必須問題 5題
Ⅱ部 選択A(心理系)20題 選択B(教育・福祉・社会系)20題
    ⇒A,Bどちらか一つを選択
Ⅲ部 選択問題 14科目 70題(各科目5題ずつ)
    ⇒4科目を選択(計20題) 

何よりもまず,専門試験で高得点を叩き出すことが一次試験突破の鍵となります!
また,専門択一試験の選択問題は試験当日に問題を見て取捨選択することができますので,
広く浅くいろいろな科目を勉強して,試験当日に解けそうな科目の問題をひたすら解き,最終的に一番自信がある科目を選んでマークするというのも一つの有効な戦略です(私はこの戦略を採りました)。

【二次試験】
専門試験(記述式)(5/15): 6題中2題を選択解答(心理系2題,教育・福祉・社会系4題)/試験時間3時間30分
⇒大判の解答用紙に(理想は)裏表びっしり書かなければならないので,少々大変です。
  心理学の問題は3つくらいの小問に分かれていて,たいてい最後に実験計画を立てるように脅されます(´・_・`)
  私は実験計画を立てるのが苦手で,本番では3つあった小問のうち,1と2しか書けませんでした汗

政策論文試験(2/15): 1題/試験時間2時間
⇒A3程度の解答用紙の裏表を使って解答します。普通に書いていれば平均点程度は取れるそうです。 
  しかしながら,一口に「普通」とは言っても,様々な基礎学力の方がいらっしゃいますので,
 あまり無責任なことは申し上げられません。一般に,あまり対策を要しない試験種目である,というにとどめます。

人事院面接(3/15): 20分程度
⇒いわゆるコンピテンシー面接で,過去の経験について掘り下げて聞かれます!
  少し昔のことでも,「そんなこともう忘れちゃいました~」は通用しません汗。

【官庁訪問の倍率】
最終合格者数/採用予定 82/23 ≒ 3.4 

単純計算しますと今年の官庁訪問の倍率は約3.4倍となりますが,家裁調査官補で内々定が決まった,あるいは,試験慣れのために受けただけで初めから官庁訪問をするつもりがなかった等の理由から,最終合格しても官庁訪問をしない方が一定数いらっしゃいます。また,最終合格した後に名前が載る採用候補者名簿の有効期間が3年間のため,過年度の最終合格者の方の中にも再度,再々度官庁訪問をされる方がいます。

以上のことを考慮して,正確な倍率は不明ですが,官庁訪問の倍率はだいたい2.5倍~3倍と言われています。

なお,官庁訪問では志望省庁とフィーリングが合うことが大切で,片思いの恋は成就しないようです(つД`)ノ

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次回以降は,家裁調査官補,法務省専門職員の採用試験概要をお伝えしていく予定です(^-^)/


*************イベント告知**************
イベント名:内定者座談会
日時:10月29日(土)14:30~16:00
場所:LEC池袋本校
内容:アドバイザーの自己紹介,パネルディスカッション,座談会

アドバイザーに相談できるのはもちろんのこと,当日はたくさんの受験生が集まるかと思いますので,
自分の志望先に近い受験仲間を作れるチャンスでもあります!^^;
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メンバー全員が公務員試験の合格者。春から全国の官公庁に勤務予定!後に続く受験生さんのために「何をどう勉強し、どうやって合格したか?」そのコツを公開します

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